ベトナム出張紀行に続き、今回は台湾出張について続きをお話ししたいと思います。
8月下旬に台中から台南方面を動き回り、各地の顧客を訪問する合間にも、台湾ならではのものに触れる機会がたくさんありました。その中でも印象的だったのが、「北回帰線標」です。顧客訪問を終えて帰路につく途中の道沿いに、このモニュメントが佇んでいました。
北回帰線とは、北緯約23度26分の緯線のことで、夏至の日には太陽がこの線の真上に来るため、正午には影が消える現象が起こるそうです。せっかくなので、記念写真を一枚!

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写真左:北回帰線の位置を案内するモニュメント。手前には日時計がありました。
写真右:北回帰線と南回帰線の間のエリアは熱帯気候のため、モニュメントの左(南側)には熱帯、右(北側)には亜熱帯の文字がみえます。
台湾にはこの北回帰線標が3か所あるそうです。今回はそのうちの1つ、嘉義県水上郷にある標に立ち寄ることができましたが、機会があれば残り2か所にも訪れてみたいです。
また、現地の代理店の方が、この近くにある楊媽媽菓子工坊というパイナップルケーキが名物のお店に案内してくださりました。このお店は、台湾民主化の父と称される李登輝元総統や蔡英文前総統が訪れたこともある有名店で、お店のパイナップルケーキが台湾総統府の指定する外交お土産の一つにも選ばれたそうです。


写真左:お店の看板。黒猫が店先で気持ちよさそうに寝ており、近づいても全く起きませんでした。
写真右:訪問時にはパイナップルケーキが既に完売していました。。残念。
今回の出張では、7月、8月に台風が台中・台南地方を直撃したことによる被害を目の当たりにしました。道中では電柱が倒れ、建物が半壊し、外壁がはがれるなどの光景をあちこちで見かけ、訪問先の農場でも被害が出ていました。あらためて自然災害の脅威を実感する機会となりました。

今後も、海外出張や国内出張などでのよもやま話についてお話していきたいと思いますので、どうぞよろしくお付き合いください!